桃山文化の世界観を知るおすすめ本と動画

桃山時代の世界観を知るのに役立つおすすめ本と動画 おすすめ情報

この記事では、桃山文化に関心のある方や、東京国立博物館で開催している「桃山―天下人の100年」展の予習・復習にオススメなムック本や書籍、マンガ、動画をご紹介していきます。

今回は、桃山時代の世界観を知る助けとなるコンテンツを中心に選んでおります。
これらのコンテンツは、城郭や障屏画、茶の湯など、華麗な桃山文化の魅力をさらに知っていく突破口となっていきます。

桃山美術の知識を素早く仕入れるムック本

お手軽に桃山美術の知識を素早く仕入れるには、次のムック本がおすすめです。

『桃山 美術 ~ 天下人が愛でた美の世界 (時空旅人別冊)』

こちらは、桃山美術をテーマに特集を組んだムック本です。

オールカラーでわかりやすい説明が特徴です。
本書では、「桃山―天下人の100年」展に出品されている作品の写真をふんだんに使って、

  • 織田信長、豊臣秀吉、徳川家康と桃山美術との関わり
  • 障屏画を中心にした見どころ

を紹介しています。

また、桃山文化を特徴づける城郭建築、蒔絵、陶磁についても特集を組んでいるので、「桃山―天下人の100年」展の予習に最適なムック本です。

本記事執筆時現在、Kindle Unlimited会員の方は『桃山 美術 ~ 天下人が愛でた美の世界 (時空旅人別冊)』を、AmazonのKindle(電子書籍)で無料で読めます。

『時空旅人 別冊 桃山美術 ─天下人が愛でた美の世界─ Kindle版』

ちなみに、Amazonのサービス活用について、こちらの記事でまとめております。
よろしければ、こちらもご参照ください。

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鑑賞レベルを深めるのに役立つ本

こちらは特に、障壁画を鑑賞する新たな気づきをもたらし、さらに深いレベルで鑑賞を楽しむヒントになるおすすめの本です。

宮元健次『すぐわかる 寺院別障壁画の見かた』

この本は、二条城二の丸御殿の障壁画を中心に、大徳寺聚光院、南禅寺、大覚寺などの障壁画を部屋全体の俯瞰図と写真で鑑賞ポイントを解説しています。

さらに筆者の宮元健次氏は、立体的で奥行きのある鑑賞体験をするために、このようなことを知っておいてほしいと訴えています。

障壁画は靴をすり減らしてでも寺院を巡り、現地に赴いてこそ、はじめてその真価を十分に堪能することが可能になる芸術である

(出典:宮元健次『すぐわかる 寺院別障壁画の見かた』東京美術、2008年、3ページ)

この本からは、

  • 障壁画は、城郭や寺院のインテリアの一部であること
  • 設置場所に赴いて、室内空間や庭園と一緒に鑑賞する大切さ

を教えられ、視野が広がる一冊です。

障壁画を巡る旅の予習やお供にもおすすめです。

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千利休や古田織部の視点から見る桃山文化

次は、千利休と古田織部の視点から見た桃山文化を知るのに最適なコンテンツです。
千利休と利休に学んだ古田織部は、茶の湯を通じて桃山文化の重要な担い手となりました。
これからご紹介するコンテンツから、2人の美意識に迫ることができます。

『へうげもの』

こちらは、古田織部を主人公にしたマンガ『へうげもの』のテレビアニメ版です。
2011年から2012年にかけて、NHK BSプレミアムで放映されたテレビ番組の動画です。

歴史を元にしたフィクションですが、コンパクトでわかりやすく桃山文化の世界観を表現した優れた作品です。
一話あたり25分なので、(主題歌とエンディングを早送りして)1.5倍速で視聴すれば、サクッと見終わります。

一気に見てしまうのがおすすめです。

テレビアニメ版では、千利休が切腹するところで終わります。
ここまででも、桃山文化の世界観は十分に味わえると思います。

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電子書籍または紙のマンガでは、大坂夏の陣の後に、古田織部が生涯を閉じる場面までご覧になれます。
テレビアニメの続きは、こちらの9巻以降からです。

へうげもの(9)

史実に基づく古田織部の生涯をテーマとするおすすめ本

マンガやアニメよりも文章がお好みの方、フィクションよりも歴史的事実に基づいた情報をお求めの方は、こちらの本がおすすめです。
こちらの本では、史料に基づいて古田織部の生涯に迫っています。

諏訪 勝則「古田織部 – 美の革命を起こした武家茶人」

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信長・秀吉・家康を知る宣教師フロイスの視点から見る桃山文化

イエズス会司祭のルイス=フロイスは、日本に関する膨大な記録を残しています。
その中でも『日本史』は、ヨーロッパ人から見た日本を知る貴重な史料としても知られています。
信長や秀吉の評論の他にも、日本の風俗や文化など、興味深い内容が記されております。
ここでは、次の2冊をご紹介します。

1つめは、フロイスの『日本史』をざっくりと知るのに役立つ本です。
内容が要約されて、解説もついているので、わかりやすいです。

2つめは、『フロイス日本史』の翻訳本です。
最初の本を読んで、興味を持った方や、さらに具体的な内容を知りたい方に最適な本です。

以上、おすすめ本、動画のご紹介でした。
皆様のご参考になれば幸いです。

なお本記事でご紹介している情報は、執筆時点のものです。
特典や配信状況を含む最新の情報は、各サービス提供業者様のウェブサイトにてご確認ください。